クイーンエリザベスII世カップの競走条件

競馬

日本の競走馬の海外競馬への進出も盛んに行われており、その中でも香港で開催されるクイーンエリザベスII世カップは有名なGⅠ競走としても定着しています。1975年に創設されたレースで、創設当時は1,575mでしたが1997年に2,000mと競走条件を変更しています。

出走条件はサラブレッド3歳以上、重量負担は4歳以上57kg、北半球産3歳馬51.25kg、牝馬1.75kg減、南半球産3歳馬54kg、南半球産3歳牝馬52kgという様なハンデ戦が特徴的です。

香港の沙田競馬場で4月中旬から5月初旬までに開催され、海外競馬の中でも凱旋門賞、香港カップ、ドバイワールドカップと並ぶ知名度のある重賞競走で世界から多くの出走馬が集まってきます。

冠名にエリザベスという名称が付いていますが、牝馬のみならず牡馬やせん馬も出走できるレースです。実際には牡馬が優勝するケースも多くなっています。

日本の競走馬のクイーンエリザベスII世カップの活躍もめざましく、2002年・2003年の2連覇を達成したエイシンプレストンを始め、2012年にはルーラーシップも優勝馬として活躍しています。


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